どうも!
今回は、「肩関節痛」の患者様について書かせていただきます。
テレワークが増え、身体を動かさなくなったせいか、突然腕が上がらなくなったそうです。
日に日に悪化し、寝返りをする時にも、痛みで眠れなくなったとのことで、来院されました。
早速診てみますと、あらゆるところに「経絡の乱れ」があります。
経絡のことについては、こちらをクリックしてみて下さい。
全体的に肩の痛みがあるとのことですが、特に痛みが強い動作は外転(真横に上げる)、伸展(後ろに上げる)、結帯動作(腰に手を当てる)とのことです。
私が、肩関節の痛みの方で、注目するのは「指や手の関節」です。
仰向けの状態で、肩や腕を動かさずに、指と手を動かすと、肩に痛みが走りました。
恐らく、どこの治療院も「肩」に注目をすると思います。
私は遠いところから探っていくのが好きで、このような視点になりがちです。
もちろん、局所(肩)に原因がある場合もあるので、一概には言えませんが、治らない場合は他のところを疑うことも必要です。
指、手を動かすと痛みが出たので、早速、緩めていきます。
指~腕~肩にかけて繋がっていますので、指や手の動きが悪くなると、自然と肩に影響が出ます。
指を緩めていくと、肩の痛みの場所が変わったとのこと。
これが何層にも経絡の乱れをあると変わってきます。
表層が取れたので、次の層が出てきたのです。
これが肩関節痛のややこしいところです。
特に全体的に痛みが出ている方は、尚更時間がかかります。
うつ伏せになって、肩周りにも鍼をしてから、肩関節周りを手技で動かしていきます。
治療後は、痛みが軽減し、その日の夜はぐっすり眠れたみたいです。
しんきゅうコンパスの口コミを書いてくれました!
ありがとうございます。
まだ、痛みがあるので、完治を目指して頑張っていきます!