どうも!
今回はギックリ腰の患者様について、書かせていただきます!
発症して、3日が経ち、痛みが1番辛いとのことで来院。
座る、立ち上がる、歩く全ての動作が痛いとのことです。
腰痛の80%は、原因不明と言われております。
レントゲンを撮っても異常なし。
ジョースター鍼灸院に来院する前に、整形外科で診てもらって「筋膜性腰痛」と診断。
骨、神経は問題ないとのことです。
何も処方されなかったので、こちらで治療をすることになりました。
どこに原因があるのかを探すのが、施術者の腕にかかります。
人を治すのって相当難しいですけど、その分、喜びは大きいものです。
早速、仰向けから治療に入ります。
私の場合は、痛いところから入らず、周りの筋肉を緩めてから治療に入ることが多いです。
それは何故かと言いますと、緩めてない状態で身体を動かすと、より炎症反応が強くなる可能性があります。
ギックリ腰の場合、1番やってはいけないことは、筋肉を緩ませる前にボキボキと鳴らす手技をすることです。
整体院、整骨院で、たまに悪化した話を聞きますが、そのような背景があるのかもしれません。
一概には言えませんが。
触診してみますと、大腿部外側面(太ももの外側)に、強いハリ感と硬結がありました。
大腿部の外側面が動かない為、臀部や、足の曲げ伸ばしをする時に、痛みが走ると考えています。
鍼に低周波を流して、筋肉を緩めます。
低周波と聞いて、電気痛いのでは?と思うかもしれません。
ビリビリと痛いものではないですし、電気の強さを調節できるのでご安心下さい。
電気を流すことにより、筋肉が動き、血流の流れを促進します。
大腿部外側面に打つことにより、臀部の痛みも軽減できます。
※硬結の場所の違いによって、軽減に繋がらない場合もあります。
数分流したら、今度はうつ伏せです。
足から緩ませ、最後に腰周りに打ちます。
治療後、来院した時よりも、どの動きも軽減したとのことです。
翌日も、来院して頂き、同じように治療をしました。
2回目の治療後は、歩くのにも不自由ないとのこと。
今頃、北海道で旅行を楽しんでいると思います。
季節の変わり目は、ギックリ腰になりやすいので、要注意です。
インスタグラムで、治療の動画を流していますので、チェックして見て下さい!
皆様もギックリ腰には要注意を!