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痙性斜頸(ジストニア)患者様の症状経過。【鍼灸治療】

どうも!

今回は、痙性斜頸(ジストニア)患者様の症状の経過について書かせていただきます!

当院へ通院し始めて、早半年が経ちました。

週1回のペースで鍼灸治療を受けて、徐々に症状が軽減され、出来ることが増えているそうです。

症状が発症してから30年が経ち、あちこち転々と治療院を渡っては改善されず、月日が経つにつれて徐々に症状が悪化していく一方とのことでした。

上下左右、顔を動かすと、不随運動が起こり、座っている姿勢も、壁に頭を預けないと辛いとのことです。

その他、床に落ちている物を拾うことや、重たい荷物を運ぶ動作も、首に負担がかかり、あらゆる動作が困難な状態でした。

当初は、胸鎖乳突筋に鉄柱が入っているのかと思うくらい、硬く固まっており、今まで診てきた痙性斜頸の患者様の中でも群を抜いていたのを覚えています。笑

家事や、運転など、日常生活を送るだけで、首が痛くなり、寝込む日々を送り、毎日憂鬱だったとおっしゃっていました。

それが今では長時間、壁にもたれず(美容院など)、同じ姿勢を保てるようになったり、いつの間にか家事や運転などもこなせることが増え、1日で出来る行動範囲が増えたそうです。

また、身体が楽になった分、気持ちにもゆとりがもてるようになり、今まで自分で精一杯だったのが、家族(お子様たち)にも目を向けられるようになったとのことです。

当院へ来てから、お子様たちがよりジョジョに興味を持ち始めて、今年の3月に名古屋でジョジョアニメ展が開催されていたので、一緒に行けるようになりました。

遠出も出来るようになり、最近では食べる時にも首を振る動作もあったので、外食を控えていたのが、いつの間にか抵抗もなく店に入ってご飯を食べていて感動したそうです。

30年間の蓄積された身体のコリを取り除くのは、容易ではありませんが、半年前と比べると首の痛みや不随運動はかなり減っております。

自分の病に向き合い、前向きに鍼灸治療に向き合ったからこそ、症状の軽減に繋がると思っています。

症状の改善へ向けて一緒に頑張っていきましょう!

いつも楽しいお話をありがとうございます。

これから、増えてくるであろう痙性斜頸(ジストニア)。

鍼灸治療が、根本的な改善に必要な糸口になると考えております。

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