どうも!
つい最近、書かせていただいた痙性斜頸(ジストニア)の患者様を、ミルフィーユ理論に例えて書かせていただきます。
その前に、書いた内容が気になる方は、ここに貼らせていただきますので、チェックしてみてください!
そもそも、ミルフィーユ理論って何ぞやという話ですよね。(今名付けました。笑)
たまに、来院していただいている患者様には説明をするのですが、身体の症状の変化や、コリについて説明することがあります。
色々な症状の患者様をたくさん治療させていただきましたが、共通するのは身体のコリを溜めすぎていることです。
身体のコリを野放しにするとコリの層ができ、症状を発症させることに繋がります。
そのコリの層を例えたのが、ミルフィーユです。
あくまでイメージですが、重症な患者様はこのような形で何層にも、身体にコリを蓄えており、次から次へとコリが出てきます。
痙性斜頸(ジストニア)のお持ちの方は、極限にコリを蓄えている状態です。
その結果、不随運動が起こると私は考えております。
現に来院していただいておられる痙性斜頸の患者様を、鍼灸治療し、首の緊張が軽減される度に、目まぐるしく症状が変化しています。
来院した当初は、
左側の胸鎖乳突筋がガチガチに固まっており、頭痛や首肩の痛みが強い
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左側の胸鎖乳突筋が緩んだが、鎖骨周りの固さが気になる
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鎖骨周りが緩み始めて、激しい腰痛を発症
↓
腰の痛みがなくなったが、今度は右側の首肩が突っ張り始めた
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首全体の緊張が軽減して、頭痛や首肩の痛みがなくなったが、足に不随運動が発症した
他にも色々と過程はありましたが、コリが取れるにつれ、次の層のコリに対して症状を誘発させます。
コリを蓄えていればいるほど、症状の改善に時間がかかります。
それは、どのような疾患にも言えることです。
ミルフィーユみたいに、何層にもコリを蓄えないことが大切です。
それを取り除く手段は、鍼灸治療が最適であり、ひとりひとりがこのことを認知し、広げられるよう発信していきます!