【閲覧注意】マッサージ時代の修行の日々。

どうも!

今回は、マッサージをメインにしていた時代について書かせていただきます!

私は、あちこちと手の感覚を養うために、整骨院やマッサージ屋で勤務していました。

初めは、高校卒業して、直ぐに整骨院で勤務をして、業務が慣れてからマッサージをするための指を作るところから始めます。

指を作ると言っても、ピンとこない方が多いと思いますが、これが非常に重要になります。

マッサージをする上で一番のポイントは、指だけの力で押すのではなく、全体重を親指に集中することです。

力任せで押すと、翌日揉み返しを発症するリスクもありますし、患者様の身体の皮膚や筋肉に対しての強さの加減(どこまで押してもいいのか)が分からなくなります。

また、施術者自身の指のケガ(腱鞘炎)などにも繋がるので、むやみに力任せで押すのは、施術者と患者様にとって良いことはありません。

そこで大切なのが、力に頼るのではなく、全体重で押すことです。

まず、全体重を親指を中心に支えるのは、並大抵ではありません。

全体重を指に乗せる感覚も最初は難しいので、力任せで押してしまいます。

全体重を支える指を作るのも、力任せで押さないようにするのも、ひたすら人の身体を借りて押すしかありません。

整骨院時代は、一時間、先輩の背中を借りてひたすら押していました。笑

指の痛みに耐えて、毎日練習して1ヶ月が経った頃に、少しは押せるようになったことを今でも覚えています。

あの頃は、お箸を持つのも一苦労したので、あまり思い出したくないですが、。笑

それから、マッサージ屋やあちこち整骨院で働いて、指の感覚を鍛えていました。

マッサージ屋は、特に強揉みを好む方が多いですし、長時間押しっぱなしなので、手がこのようなことに、。

もう少しで、壊死しかけましたし、何度メリケンサックをポケットに忍ばせようかと考えたくらいです。笑

何故ここまでしたのかと言いますと、鍼を打てるようになる前に、手の感覚を極めることに繋がるからです。

指の感覚を養わなければ、身体に潜んでいるコリを的確にとらえられないですし、その先の感覚である鍼先の感覚を研ぎ澄ませることが困難になります。

体表(目視)だけでは分からない、目に見えない原因(体内に潜んでいるコリ)と戦うには、自分の指の感覚だけです。

今も常に修行の身ですが、鍼灸師は好きじゃないと改めて出来ない仕事だと思います。

国家資格を取って、3年以内でやめる人は半分以上の方が辞めるそうです。

もっと、技術を磨いて、患者様がより満足していただけるように、精進して参ります!

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