どうも!
今回は、鍼灸治療について書かせていただきます!
治療を重ねるにつれて、症状が軽減することもあれば、新たに症状を発症することもあります。
新しく症状が出ても悲観しないでください。
それは、コリが取れているサインでもあります。
昔作った例を載せさせていただきます。
最初は、頭痛やめまいの症状が強いとします。
鍼灸治療で、コリを取り除いていくと、だいたいは1番感じていた症状が軽減されていきます。
徐々に表層のコリを取り除くと、昔感じていた症状が出てくることが大半です。
この表で言いますと、目の疲れや肩こりが感じるようになり、肩こりが軽減したら、もしかしたら次の層の腰痛が待っているのかもしれません。
身体は、その層のコリに対して症状を発症します。
ですので、何層もコリを蓄えている方は、次から次へとコリを取り除くにつれ、その時の症状を発症させると私は考えております。
30年間、痙性斜頸(ジストニア)の症状でお悩みの患者様が来院しておりますが、コリが取り除くにつれ昔の症状と似てきたとおっしゃっていました。
「今思うと30年前の、ジストニアの症状はこのような感じでした」
来院されて半年になりますが、今では見違えるほど不随運動が減って、身体が楽になったとおっしゃっています。
その間に、強い腰痛が出たり、首の突っ張りがきつかったりしましたが、それを乗り越えなければ、今にいたらなかったと思います。
捉え方次第で、身体の変化は大きく変わってきます。
辛い症状が新たに出てしんどいと捉えるのか、表層のコリが取れて、奥のコリが悪さをして新たに症状を発症している。
もちろん、後者の考え方で取れえている患者様の方が、断然身体の変化が大きいです。
悲観になると、身体は変わりたいのに変われなくなります。
何事にもそうですが、プラスに考えれば考えるほど、良いことが必ず待っています。
諦めずに、一緒に頑張っていきましょう!