「昔は平気だった」が、通用しなくなる時がある
私は高校時代、テニス部でした。
真夏の炎天下の中、毎日のように練習をしていました。
社会人になってからも草野球をしたり、20代半ばまでテニスを続けていましたが、ある時から異変が起きました。
強い日差しを浴びると、
- 目の奥がズキズキ痛む
- 頭が割れるように痛い
- 身体が異常にだるい
- 外にいるだけでしんどい
そんな症状が出るようになったのです。
原因の一つが、熱中症でした。
一度熱中症を経験してから、明らかに暑さや紫外線に弱くなった感覚があります。
実際、熱中症は「一度かかると再発しやすい」と言われています。
熱中症は、一度なると再発しやすい
人間の身体には、本来「体温を一定に保つ機能」があります。
汗をかいたり、血流を調整したりして、身体を守っています。
しかし、重度の熱中症を経験すると、
- 体温調節機能
- 発汗機能
- 自律神経
これらにダメージが残る場合があります。
特に自律神経が乱れると、
- 暑さへの耐性低下
- 汗をうまくかけない
- 脱水しやすい
- 疲労感が抜けにくい
などが起こりやすくなります。
つまり、身体が「熱を逃がしにくい状態」になるのです。
これはスポーツ経験者だけではありません。
現代人は、
- 睡眠不足
- スマホ・PCによる眼精疲労
- 栄養不足
- 慢性的なストレス
- 冷房による自律神経の乱れ
などで、身体の余力を削られています。
その状態で強い紫外線を浴び続けると、身体は想像以上に消耗していきます。
身体は“消耗品”です
若い頃は無理ができます。
多少寝なくても動ける。
炎天下でもスポーツができる。
日焼けしても気にしない。
ですが、身体は無限ではありません。
ダメージは、静かに蓄積しています。
特に紫外線は、皮膚だけではなく、
- 目
- 脳
- 自律神経
- 血管
- 免疫
などにも影響を与えると言われています。
「肌が焼ける」という認識の人も多いですが、実際は“身体全体が消耗している”のです。
目も焼ける
意外と知られていませんが、目も紫外線ダメージを受けます。
長時間、強い紫外線を浴び続けることで、
- 眼精疲労
- 充血
- ドライアイ
- 白内障リスク
- 目の炎症
などにつながる可能性があります。
私自身、強い日差しを浴びると「目の奥が痛い」という感覚がかなりあります。
現代人は、スマホやPCでただでさえ目を酷使しています。
そこに紫外線ダメージが重なると、身体への負担はかなり大きくなります。
男性こそ、紫外線対策をした方がいい
昔は、
「男が日傘?」
「サングラスはカッコつけ」
みたいな空気もありました。
ですが、今はそんな時代ではありません。
むしろ、自分の身体を守るために必要な時代です。
日傘
頭部への直射日光を減らすだけで、体感温度はかなり変わります。
脳への熱ダメージを減らす意味でも重要です。
サングラス・UVカットメガネ
目から入る紫外線も、身体の疲労につながります。
目を守ることは、自律神経を守ることにも繋がります。
日焼け止め
肌を守るだけではありません。
炎症やダメージの蓄積を減らす意味でも重要です。
最近の日本の夏は、昔とレベルが違います。
「気合いで耐える」は危険です。
最悪の場合、熱中症は命に関わります。
実際、毎年多くの方が救急搬送されています。
身体を守る行動は、弱さではありません。
長く生き抜くための“戦略”です。
巡りが悪い身体は、暑さにも弱い
鍼灸施術をしていると、
- 熱がこもりやすい
- のぼせやすい
- 汗が異常に多い、または少ない
- 頭痛が起こりやすい
- 目の疲労が強い
そういった方は、身体の巡りがかなり乱れていることがあります。
特に現代人は、慢性的なコリによって、
- 血流
- 自律神経
- 呼吸
- 回復力
が落ちている方が本当に多いです。
身体の余力が減っている状態では、紫外線や暑さのダメージを強く受けやすくなります。
だからこそ、
- 身体を守る習慣
- 消耗を減らす意識
- 巡りを整えること
これらが大切になってくると私は考えています。
昔のように「無理して頑張る」が通用しない時代です。
これからの時代は、
“どう回復しながら生きるか”が重要なのかもしれません。