昨年、私は“人体実験”として、あえて身体に悪い習慣を3ヶ月ほど続けてみました。
朝はエナジードリンク。
昼はお菓子。
夜はコーラ。
運動なし。
今思えば、かなり極端な生活だったと思います。
ですが、その結果は想像以上でした。
- 肌質の悪化
- 抜け毛
- 加齢臭
- 手足の痛み
- 慢性的なだるさ
特に手足の違和感は、糖代謝の乱れによる初期症状なのではないかと感じるレベルでした。
30歳にして、“老化”を身体で体験した感覚です。
そこで今年は逆に、
「老化を防ぐにはどうしたらいいのか?」
を真剣に考えるようになりました。
食事、運動、睡眠。
これは誰もが大切だと理解していると思います。
ですが、調べていく中で、あるキーワードに辿り着きました。
それが「禁欲」です。
禁欲は、なぜ昔から語られ続けているのか
禁欲というテーマは、昔から賛否があります。
正直、怪しいと思う人もいるでしょう。
ですが個人的には、否定している人の多くは“長期間継続した経験がない”のではないかと思っています。
だからこそ、実際に自分で試してみることにしました。
あくまでこれは私自身の体感と考察ですが、禁欲という行為は“老化”というテーマに対して、理にかなっている部分があるように感じています。
精子には当然、栄養素やエネルギーが含まれています。
それを高頻度で放出し続けると、身体は常にエネルギーを消耗する状態になります。
さらに人間には「子孫繁栄」という本能的プログラムがあります。
射精という行為を繰り返すことで、脳が“役目を果たした”と認識し、身体の維持モードが弱まる。
私はそんな仮説を持っています。
もちろん科学的に断定できる話ではありません。
ですが、104日続けてみて、身体に起きた変化はかなり大きいものでした。
禁欲104日で感じた身体の変化
私の場合、最初の変化は2週間〜1ヶ月ほどで感じ始めました。
そして70日を超えた頃から、さらに変化が強くなっていった印象があります。
意欲が明らかに上がった
まず一番大きかったのは、“やる気”です。
仕事、筋トレ、勉強、発信。
「面倒くさい」が減りました。
以前は、気合いを入れないと動けない日もありましたが、禁欲期間が長くなるにつれて、自然と行動できる感覚が出てきました。
これは単純に精神論ではなく、“刺激への依存”が減った影響もあると思っています。
現代は、SNS・動画・ゲーム・ジャンクフードなど、脳を刺激するものが多すぎます。
禁欲を続けることで、脳が過剰な刺激から少し離れ、“本来の感覚”を取り戻していくような感覚がありました。
朝の目覚めがかなり良くなった
これはかなり実感がありました。
朝起きるのが楽です。
特にジムの日は、朝5時50分に起床していますが、以前よりも身体が軽い。
もちろん食事・筋トレ・睡眠改善も関係していると思います。
ですが、“エネルギーが身体に残っている感覚”はかなりありました。
以前は夜更かしやダラダラした時間が増えがちでしたが、禁欲を続けることで生活全体が整いやすくなった印象です。
目つきが変わった
これはかなり不思議でした。
個人的には、目に力が宿る感覚があります。
例えるなら、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人3のような雰囲気です(笑)
冗談っぽく聞こえるかもしれませんが、実際に目の鋭さはかなり変わった感覚があります。
テストステロンの影響なのか、集中力の変化なのかは分かりません。
ですが、周囲の反応も少し変わりました。
特に日本橋のオタロードを歩いている時、以前よりメイドさんの勧誘を受けにくくなったのは面白かったです。
雰囲気や視線、歩き方が変わったのかもしれません。
筋肉がつきやすくなった
筋トレをしていて感じたのは、“身体の反応の良さ”です。
パンプ感や回復感も以前より良くなった印象があります。
禁欲とテストステロンの関係については様々な意見がありますが、少なくとも私は、
- トレーニングへの集中
- 継続力
- 行動力
は確実に上がりました。
結果として、筋肉もつきやすくなったように感じています。
結局、身体作りは“継続できる精神状態”がかなり重要なのだと思います。
髪の毛がしっかりしてきた
これもかなり驚きました。
以前より髪にハリが出た感覚があります。
もちろん、睡眠や食事改善の影響もあると思います。
ですが、禁欲によって身体全体のエネルギー消耗が減り、“回復に回せる余力”が増えた可能性はあると感じています。
現代人は、刺激と消耗がかなり激しい時代です。
身体が回復する前に、また刺激を入れてしまう。
その繰り返しで、慢性的な疲労状態になっている人は多いのではないでしょうか。
現代人は“刺激過多”なのかもしれない
今回104日試してみて感じたのは、
「人間は思っている以上に刺激に支配されている」
ということでした。
食事。
SNS。
動画。
欲望。
睡眠不足。
刺激が多すぎると、人は“自分の感覚”が鈍っていきます。
禁欲は、その感覚を取り戻すきっかけの一つなのかもしれません。
最後に|身体を整えるということ
私は鍼灸師として日々、患者さんの身体を診ています。
その中で感じるのは、現代人は“回復する前に消耗している”人が本当に多いということです。
身体は、ただ休めば回復するわけではありません。
- 睡眠
- 食事
- 運動
- 思考
- ストレス
- 刺激量
これら全てが関係しています。
鍼灸も同じです。
単純に痛い場所だけを見るのではなく、“なぜ身体が回復できなくなっているのか”を全身から考える必要があります。
今回の禁欲生活も、私にとっては「身体を整えるとは何か」を考える、大きな経験になりました。
現代は刺激が多すぎる時代です。
だからこそ、一度“引き算”をしてみる。
それだけでも、身体は変わり始めるのかもしれません。